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第3四半期 四半期報告書 帝人 | 株主・投資家情報 | 有価証券報告書・四半期報告書

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(1)

 

四半期報告書

(第150期第3四半期)

自 平成27年10月1日

至 平成27年12月31日

 

帝人株式会社

(2)

目 次

  頁

表 紙  

   

第一部【企業情報】 ……… 1

第1【企業の概況】 ……… 1

1【主要な経営指標等の推移】 ……… 1

2【事業の内容】 ……… 1

第2【事業の状況】 ……… 2

1【事業等のリスク】 ……… 2

2【経営上の重要な契約等】 ……… 2

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ……… 2

第3【提出会社の状況】 ……… 10

1【株式等の状況】 ……… 10

2【役員の状況】 ……… 11

第4【経理の状況】 ……… 12

1【四半期連結財務諸表】 ……… 13

2【その他】 ……… 25

第二部【提出会社の保証会社等の情報】 ……… 26  

(3)

【表紙】

 

【提出書類】 四半期報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成28年2月8日

【四半期会計期間】 第150期第3四半期(自 平成27年10月1日 至 平成27年12月31日)

【会社名】 帝人株式会社

【英訳名】 TEIJIN LIMITED

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員 鈴木 純

【本店の所在の場所】 大阪市中央区南本町一丁目6番7号

【電話番号】 該当事項はありません。

【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。

(上記は登記上の本店所在地であり、主たる本社業務は下記において行って います。)

【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区霞が関三丁目2番1号(霞が関コモンゲート西館内)

【電話番号】 東京(03)3506-4830

【事務連絡者氏名】 経理部長 海江田 芳樹

【縦覧に供する場所】 帝人株式会社東京本社

(東京都千代田区霞が関三丁目2番1号(霞が関コモンゲート西館内)) 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)  

(4)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】 回次

第149期 第3四半期 連結累計期間

第150期 第3四半期 連結累計期間

第149期

会計期間 自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日

自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日

自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日 売上高 (百万円) 578,450 591,293 786,171

経常利益 (百万円) 28,961 56,808 42,378

親会社株主に帰属する四半期純利 益又は親会社株主に帰属する四半 期(当期)純損失(△)

(百万円) △14,424 34,922 △8,086

四半期包括利益又は包括利益 (百万円) △3,902 31,330 6,033 純資産額 (百万円) 293,581 330,128 303,635 総資産額 (百万円) 832,691 821,941 823,694 1株当たり

四半期純利益金額又は四半 期(当期)純損失金額(△)

(円) △14.68 35.53 △8.23

潜在株式調整後1株当たり

四半期(当期)純利益金額 (円) 32.24

自己資本比率 (%) 33.3 38.4 34.9

 

回次

第149期 第3四半期 連結会計期間

第150期 第3四半期 連結会計期間 会計期間 自 平成26年10月1日

至 平成26年12月31日

自 平成27年10月1日 至 平成27年12月31日 1株当たり四半期純利益金額 (円) 8.06 10.64

(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については 記載していません。

2 売上高には、消費税等は含まれていません。

3 第149期及び第149期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額につ いては、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期(当期)純損失金額であるため記載していません。 4 「企業結合に関する会計基準」 (企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、第1四半期連 結累計期間より、「四半期純利益又は四半期(当期)純損失」を「親会社株主に帰属する四半期純利益又 は親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失」としています。

 

2【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、帝人グループにおいて営まれている事業の内容について、重要な変更はあり ません。また、主要な関係会社における異動もありません。

 

(5)

第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載 した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。  

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において帝人グループが判断したものです。 (1) 業績の状況

世界経済においては、米国を中心とした先進国での底堅い景気が全体を下支えしてきましたが、一方で中国をは じめとする新興国での景気減速が鮮明となり、需要減退に伴い資源価格も急落しました。また国内景気は、円安等 を背景に企業業績が堅調なこともあり、緩やかな回復基調を辿りましたが、依然個人消費や設備投資の伸びは勢い を欠くものとなっています。

このような状況のもと、帝人グループの当第3四半期の連結決算(累計)は、売上高としては主にヘルスケア事 業や製品事業等の増収により前年同期比2.2%増の5,913億円となりました。営業利益は、素材事業が原燃料価格の 低下や、構造改革効果により大幅増益となったことに加え、ヘルスケア事業も主力製品・サービスが堅調に推移し たことから、前年同期比309億円増加し555億円(前年同期比125.9%増)となりました。また経常利益も為替差損 等があったものの同278億円増の568億円(同96.1%増)となりました。更に親会社株主に帰属する四半期純利益 は、構造改革に伴う特別損失の減少等も加わり同493億円増加し349億円となりました。また1株当たり四半期純利 益は35円53銭(同50円21銭増)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は次のとおりです。  

高機能繊維・複合材料事業 :[売上高 976億円(前年同期比1.2%減)、営業利益 139億円(前年同期比77.4%増)] アラミド繊維分野では、パラアラミド繊維「トワロン」が欧州のタイヤ向け等自動車関連用途向けの販売を順調 に拡大し、また防弾用途でも一部の販売が回復傾向にあります。反面、ユニフォーム用途や光ファイバー用途向け は低調な推移となりました。パラアラミド繊維「テクノーラ」は、国内の自動車関連用途と海外のインフラ関連用 途向け販売が好調に推移し、収益も大きく改善しました。メタアラミド繊維「コーネックス」は、市場が拡大して いるフィルター用途では厳しい競合環境が継続していますが、防護衣料及び産業資材用途の販売が堅調に推移しま した。

このような環境のもと、優れた熱防護性と安定した染色性を持つ新規メタアラミド繊維「Teijinconex neo」に ついて、昨年8月よりタイ新工場での生産・販売を開始しており、難燃規制・環境規制強化を背景に高い成長が見 込まれるアジア・新興国での同素材の事業拡大を図っています。

ポリエステル繊維分野では、タイ子会社では同国内での自動車関連用途の販売が伸び悩みましたが、一方衛材・ 詰綿等の資材用途の販売が伸長し、加えて原料価格低下やその他コストダウンの寄与もあり、収益は底堅く推移し ました。日本国内でも自動車関連用途の販売は盛り上がりを欠きましたが、需要の堅調な水処理用RO膜支持体向 け等の増販やコストダウンにより、収益確保を図っています。また、将来の更なる競争力強化に向けて、国内生産 体制の再編とタイ子会社への生産移管を今後段階的に推進していきます。

炭素繊維・複合材料分野では、炭素繊維「テナックス」が、航空機メーカー各社からの好調な受注を受け、航空 機用途向けの販売が順調に推移しました。その他の用途では、一般産業用途の販売は堅調でしたが、アジア地域に おけるスポーツ・レジャー用途は昨年央より需給バランスが軟化傾向にあります。耐炎繊維「パイロメックス」 は、航空機のブレーキ材向け等の需要好調を背景に販売は堅調に推移しました。また一昨年秋から続く円安と原燃 料価格の低下も収益の押し上げに寄与しました。

このような状況のもと、航空機や自動車用途において求められる高強度と高弾性率を両立した新しい炭素繊維

「テナックスXMS32」の開発や、熱可塑性樹脂を使用した難燃かつ高強度・高剛性の織物プリプレグの開発を行う 等、新商品開発を加速しています。鉄道車両分野では、川崎重工業㈱が開発した新世代台車「efWING(イーエフ ウィング)」に搭載するCFRP製バネを同社と共同開発し、同社への供給を開始しました。

また、高収益・高成長分野での事業拡大に向け、ダウンストリームビジネスへの展開を図っており、特に、量産 車構造部材等への適用を目指す熱可塑性CFRP「Sereebo」について、ゼネラルモーターズとの取り組みは、引 き続き商業化に向けた検討を進めています。

 

(6)

電子材料・化成品事業 :[売上高 1,294億円(前年同期比6.9%減)、営業利益 189億円(前年同期 営業損失 2億円)]

樹脂分野では、主力のポリカーボネート樹脂「パンライト」、「マルチロン」は、主原料価格が低位で推移した ことにより収益性が向上し、加えて従来から進めてきた構造改革効果の発現もあり、損益は大幅に改善しました。 昨年12月には、平成26年11月に公表した「修正中期計画」に基づき、シンガポールのポリカーボネート樹脂生産子 会社の操業を予定通り停止しました。これにより、今後は日本・中国の2拠点の更なる稼働率向上を図ります。ま た、帝人が保有する高機能繊維(アラミド繊維、炭素繊維)や韓国SKケミカル社との合弁会社INITZ Co., Ltd.に おいて生産開始予定のスーパーエンプラPPS(ポリフェニレンサルファイド)等を活用し、コンパウンド製品の ラインナップを拡充していきます。これに伴い、従来からの強みである事務機器・エレクトロニクス分野に加え て、自動車、インフラ、住設、医療といった高付加価値分野をターゲットに材料・サービス・ソリューションを提 供するための開発・マーケティング活動を強化し、収益の拡大を目指します。

樹脂加工品では、ポリカーボネート樹脂を使用した位相差フィルムに加え、スマートフォン・タブレット端末向 け反射防止用の逆波長分散フィルムも堅調に推移しました。透明導電性ポリカーボネートフィルム「エレクリア」 はカーナビ、ゲーム機等のタッチパネル用途向けが好調でした。また機能樹脂PEN(ポリエチレンナフタレー ト)樹脂は、耐薬品性、耐ガスバリア性等の特長を活かした用途展開に一層注力していきます。

フィルム分野では、スマートフォン等の関連部材であるMLCC(積層セラミックコンデンサ)等の工程用離型 フィルム「Purex」の販売が堅調に推移しましたが、液晶TV向け反射板用途では中国メーカーの台頭により数 量・価格ともに競争が激化しており、特殊包装用途でも需要が低調に推移する等、厳しい状況が継続しました。一 方で原油価格下落に伴う原燃料コストの低下や現在進めている構造改革等に伴うコストダウンが寄与し、損益面で は前年同期対比改善しました。今後は平成28年度に予定している国内生産拠点の宇都宮事業所への集約に向けて、 高付加価値用途への特化を加速するとともに、難燃フィルム等の新規開発品の販売拡大を図り、市場起点のマーケ ティング・開発の促進による高機能フィルムの新規開発に注力していきます。

海外拠点は、欧米では包装用途や太陽電池等の需要は比較的堅調に推移していますが、中国では市況が低調に推 移する中、販売量、価格ともに厳しい競争環境が継続しています。

なお、同事業を取り巻く環境が一段と厳しさを増している状況に鑑み、国内事業に係る固定資産について、減損 処理を実施しました。

 

ヘルスケア事業 :[売上高 1,125億円(前年同期比6.2%増)、営業利益 254億円(前年同期比19.5% 増)]

医薬品分野における国内医薬品事業は、新薬群の高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク錠」や、先端巨大症治療 剤「ソマチュリン*1」の販売が引き続き順調に拡大しています。一方、後発品の伸長に伴い長期収載品は厳しい事 業環境が続いています。そのような中で、骨粗鬆症治療剤「ボナロン*2」では経口ゼリー剤や点滴静注剤といった 剤形追加品の販売が堅調に推移しています。また、昨年7月には1日1回の服用で効果が持続し、小型の錠剤であ る徐放性気道潤滑去痰剤「ムコソルバンL錠45mg」を発売しました。これら剤形追加品により、幅広い治療選択肢 を患者さんに提供していきます。また、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」について、昨年9月に製造販売元 である大正製薬㈱が「変形性関節症における鎮痛・消炎」を効能・効果とする製造販売承認を取得しました。本剤 についても、大正富山医薬品㈱とともに本年1月より共同販売を開始します。

海外での高尿酸血症・痛風治療剤の販売も順調に拡大しています。現在、販売提携国と地域は117に達してお り、その内日本を含め52の国と地域で販売していますが、残りの国・地域においても、順次販売承認を取得して更 なる拡大を図っていきます。

なお、本年1月8日、当社販売製品の製造元である一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研)が厚生労働省 より、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反による行政処分(業務停止命令)を受けております。

当社としましては、引き続き例外的に出荷が認められた製品につきまして、販売会社の使命である医療現場への 供給責任を果たすことに全力で取り組んでいきます。

在宅医療分野では、国内外で40万人以上の患者さんにサービスを提供しています。主力の在宅酸素療法(HO T)用酸素濃縮装置は、新機種「ハイサンソ5S」、「ハイサンソポータブルα」の投入効果もあり、高水準のレン タル台数を堅調に維持しました。今後は携帯型酸素濃縮器「ハイサンソポータブルα」の拡宣に力を入れ、レンタ ル台数の更なる拡大を目指します。睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療器は、携帯電話網を活用して治療状況をモ ニタリングする「ネムリンク」の訴求効果や、睡眠検査装置「SAS2100」訴求によるSAS患者顕在化により、レ ンタル台数を順調に伸ばしました。また、福岡市と大阪市に設置したコールセンターを活用し、患者さんのサポー ト体制の強化を図っています。

一方、発展戦略の一環として、昨年9月より販売を開始した患者情報共有システム「バイタルリンク」は、地域 包括ケアの軸となる施設等を中心に営業活動を行い、事業展開を図っています。また、大阪大学等との産学連携で 反復経頭蓋磁気刺激装置の治験器を開発し、昨年12月より、この装置を用いた大阪大学医学部附属病院による医師

(7)

主導治験が開始されました。更に、平成25年度に上市した脳卒中後遺障害等の歩行機能回復用の歩行神経筋電気刺 激装置「ウォークエイド」についても、首都圏の医療機関等から順次エリアを拡大して事業展開を進めています。 海外では、現在米国・スペイン及び韓国においてサービスを展開しています。米国では、医療制度改革に伴い保 険価格が大幅に引き下げられる等、厳しい事業環境が継続していますが、営業所の統廃合・人員削減といった収益 改善策を進めています。

*1 ソマチュリン®/Somatuline®は、Ipsen Pharmaの登録商標です。

*2 ボナロン®/Bonalon®はMerck Sharp & Dohme Corp.の登録商標です。  

製品事業 :[売上高 2,003億円(前年同期比5.1%増)、営業利益 40億円(前年同期比26.1% 増)]

衣料繊維分野における、繊維素材では、欧米・国内市場向けのスポーツ・アウトドア用途テキスタイル販売と、 大手インテリア量販店製品向けの原糸販売が伸長し、全体を牽引しました。国内スポーツアパレル向け製品販売 は、秋冬物の販売不振の影響を受けて苦戦続きとなりました。昨年9月には、パリで開催された「プルミエール・ ヴィジョン」に初出展し、ソロテックス・ファミリー、デルタシリーズ等の戦略素材を幅広く紹介して欧州市場を 中心とした販売拡大を推進しました。

衣料製品では、主力のアパレル、SPA、小売り向けのOEM事業について、ベトナムやミャンマーを中心に生 産・品質管理体制の強化を図りました。また本年度より、ミャンマーで当社出資の縫製工場が本格稼働し、更には 中国東北部に新設した縫製工場も昨年10月に操業を開始する等、素材から製品まで一貫のグローバルサプライチェ ーンの強化が進みました。また同年11月には、“2016-2017 秋冬総合展示会”を開催し、当社戦略素材のPTT繊 維「ソロテックス」を活用したODM(相手先ブランドによる企画・生産)ビジネスの拡大を図りました。

産業資材繊維における、自動車関連部材の販売では、ゴム資材輸出、エアバッグ用原糸販売は苦戦しましたが、 国内外向けの高機能タイヤ用補強材、ベルト・ホース等のゴム資材関連の国内販売は総じて堅調に推移しました。 タイヤコードの撚糸、製織、接着加工を行うタイの合弁会社Teijin FRA Tire Cord (Thailand) Co., Ltd.ではデ ィップ加工工場が操業を開始し、日本、中国、アセアン地域での生産体制確立によるグローバルサプライチェーン の強化を一歩推し進めました。

繊維資材関連では、膜材用途の重布販売は低調推移となりましたが、不織布用原料、アラミド繊維を使用したコ ンクリート剥落防止シートの販売が好調に推移し、また土木資材関連では震災復興需要のピークアウトにより販売 低調が続いていた大型土嚢袋の出荷が復調に転じました。生活資材分野のインテリア関連では、カーテン商材、壁 装用途資材の販売は低調な推移となりました。

また帝人グループ統合ブランド「HEALTH CARE LABO」を基軸に、ヘルスケア事業との連携によるメディカル・介 護分野での総合的な取り組みを展開することを目的に、昨年4月に「ウェルライフ推進部」を新設しました。その 一環として、同年10月に㈱ファミリーマートと帝人グループ高機能素材を使ったヘルスケア商品の共同開発を柱と した業務提携を行い、共同開発商品第一弾として超極細ナノファイバーを使用した高性能マスクの発売をスタート しています。引き続き同部を基軸にして、介護用寝具・衣料、ウェルドライ商品シリーズ、クリーンルーム用品、 車いすサポートシート等の分野での商品開発、販売拡大に注力していきます。

 

その他事業 :[売上高 516億円(前年同期比16.3%増)、営業利益 33億円(前年同期比135.7% 増)]

IT事業は、ネットビジネス分野では電子書籍の売上が順調に拡大し、堅調な業績推移となりました。またIT サービス分野では、事業構造改革の一環として、データセンターサービスにおける自社保有のデータセンターを活 用したサービスの提供終了を決定しました。一方で、起業家とヘルスケア業界との出会いの場を提供するサービス

「デジタルヘルスコネクト」の推進に加え、地域包括ケアの領域における新たな取り組みを開始しました。 新事業ではリチウムイオンバッテリー用セパレータ「リエルソート」の販売が順調に拡大しました。また自社開 発による微多孔膜(メンブレン)の製膜技術を基にして、ポリエチレンを用いた高機能メンブレンを開発し、製品 ブランド「miraim(ミライム)」として本格展開を図っています。

ヘルスケアの分野においては、埋め込み型医療機器、医療材料複合医薬品等、新たな事業分野の創出を目指し研 究開発活動を推進しています。また人工関節領域への事業展開に向け、昨年4月に帝人ナカシマメディカル㈱を設 立しました。ナカシマホールディングス㈱との合弁会社となる同社においては、戦略的な営業体制の構築を図ると ともに、両社の技術シナジーを活かした製品開発を推進しています。

2次元通信シート「セルフォーム」を活用した棚管理システム「レコピック」については、入出庫・在庫状況・ 所在把握を正確かつ効率的に管理できる性能を活かし、図書・機密文書や医療機器等の物品の管理システムへの展 開を進めています。

 

(8)

(2) 財務状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は8,219億円となり、前期末に比べ18億円減少しました。季節要因や構造 改革に伴う生産休止に対応した在庫備蓄等により棚卸資産は増加しましたが、社債の償還等に伴い現金同等物が減 少し、また減損処理等により固定資産も減少しました。

負債は前期末比282億円減少し、4,918億円となりました。この内有利子負債は、社債の償還や海外での現地借入 金の返済等により同272億円減少し、2,811億円となりました。

純資産は3,301億円となり、前期末比265億円の増加となりました。この内「株主資本」に「その他の包括利益累 計額」を加えた自己資本は、3,156億円と前期末比285億円の増加となりました。これは親会社株主に帰属する四半 期純利益による増加が、為替換算調整勘定の減少等により一部相殺されたことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、帝人グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会 社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりです。

① 当社の株主の在り方に関する基本方針

(会社法施行規則第118条第3号にいう、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方 針)

当社の株主の在り方について、当社は、株主は市場での自由な取引を通じて決まるものと考えています。した がって、株式会社の支配権の移転を伴う買付提案に応じるかどうかの判断も、最終的には株主全体の意思に基づ き行われるべきものと考えています。

しかし、当社株式の大量取得行為や買付提案の中には、「企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵 害をもたらすおそれのあるもの」「株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの」「買付の対価が当社 の企業価値に鑑み不十分なもの」等も想定されます。このような大量取得行為や買付提案を行う者は、例外的 に、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適当でないと考えています。

② 基本方針の実現に資する取り組み

当社では、多数の投資家の皆様に長期的に当社に投資を継続して頂くために、当社の企業価値ひいては株主共 同の利益を向上させるための取り組みとして、次の施策を既に実施しています。これらの取り組みは、上記①の 基本方針の実現にも資するものと考えています。

ア.修正中期計画「抜本的構造改革と将来に向けた発展戦略」による企業価値向上への取組み

帝人グループでは、2014年11月に、構造改革と発展戦略を柱とする、2017年3月期までの「修正中期計画」 を策定し、公表しました。

構造改革においては、各事業を「市場の成長性」「競争優位性」「収益性」の観点から徹底的に絞り込み、 成長分野への経営資源の集中を行います。生産・開発拠点の統廃合や事業構造の見直しを進め、最終的には 2015年3月期対比で175億円の営業利益改善効果を発現すべく、各種施策を推進していきます。

また発展戦略においては、素材・ヘルスケア・ITの3つの領域を併せ持つユニークな企業体として、各領 域での強み・優位性を融合することにより、今までにない顧客価値の創造を図ります。当社の強みが発揮でき る「環境・省エネ」「安心・安全・防災」「少子高齢化・健康志向」といった領域で、新しいユニークなビジ ネスの創出を目指しています。

2年後の2017年3月期には、構造改革の成果及び、重点戦略事業と位置付けるヘルスケア事業、高機能繊 維・複合材料事業を中心とした既存事業の成長により、ROE8%以上の達成を目指します。また2020年近傍 には、素材事業を一元的に統合し、既存事業の延長ではない「ソリューション提供型事業体」への進化を図る ことで、ROE10%超の実現を目標としています。

株主還元については、連結業績に連動した利益還元を行うことを基本方針とし、併せて財務体質の健全性や 中長期の配当の継続性を勘案して配当を実施します。

イ.「コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化」による企業価値向上への取り組み

当社は、企業価値ひいては株主共同の利益向上のために不可欠な仕組みとして、従来より、コーポレート・ ガバナンスの強化を重要な課題に掲げ取り組んでいます。具体的には、以下の施策を実施しています。

1)意思決定、業務執行、監視・監査の3機能の分離と強化

2)国内外の有識者による経営全般への助言・提言を通じた「より良い経営、透明性の高い経営」の遂行と 経営トップの評価を目的とした、取締役会の諮問機関としてのアドバイザリー・ボードの設置

3)コーポレート・ガバナンスに関する具体的な指針である「コーポレート・ガバナンスガイド」の制定と 開示

(9)

③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取 り組み(買収防衛策)

当社は、平成27年6月24日に開催された第149回定時株主総会において株主の皆様の承認を受け、当社株式の大 量取得行為に関する対応策(以下、「本プラン」という)を更新しました。本プランの概要は以下のとおりで す。

ア.対象となる買付

本プランの対象となる買付は、株式の保有割合が20%以上となる買付です。 イ.買付者との交渉手続き

買付者には、事前に買付説明書の提供を求め、当社が、情報収集や検討を行う期間を確保した上で、株主の 皆様に当社経営陣の計画や代替案を提示したり、買付者との交渉を行っていくための手続きを定めています。 ウ.買付者が手続きを守らなかった場合の取得条項付新株予約権の無償割当て

買付者が前記手続きを守らなかった場合等には、独立委員会の勧告に従い、取締役会は、その時点の全ての 株主に対し、保有株式1株につき1個の割合で「取得条項付新株予約権」を無償で割当てることを決議しま す。

エ.取得条項付新株予約権の取得と当社株式の交付

新株予約権に付された取得条項により、当社は買付者等以外の株主の皆様から新株予約権を取得しこれと引 き換えに、新株予約権1個につき、当社株式1株を交付します。

オ.買付者等以外の株主の皆様への影響

買付者等以外の株主の皆様全員に平等に当社株式を交付しますので、株主の皆様の保有する株式の希釈化は 生じません。買付者等には当社株式は交付されませんので、この交付により、買付者等の保有する当社株式の 議決権割合を最大50%まで希釈化させる可能性があります。

カ.新株予約権の無償割当ての要件

新株予約権の無償割当ては以下のような所定の要件に該当し、新株予約権の無償割当てをすることが相当と 認められる場合に行われます。

1)本プランに定める手続きを遵守しない場合

2)買収の目的や買収後の経営方針等に鑑み、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害を もたらすおそれがある買付であり、下記に掲げる行為のいずれかに該当する場合

a) 株式を買い占め、その株式につき当社に対して高値で買取りを要求する行為

b) 当社の経営を一時的に支配して、当社の重要な資産等を廉価に取得する等、当社の犠牲の下に買付者の 利益を実現する経営を行うような行為

c) 当社の資産を買付者やそのグループ会社等の債務の担保や弁済原資として流用する行為

d) 当社の経営を一時的に支配して、当社の事業に当面関係していない高額資産等を処分させ、その処分利 益をもって、一時的な高配当をさせるか、一時的高配当による株価の急上昇の機会を狙って高値で売り 抜ける行為

3)株式の売却を事実上強要するおそれのある買付である場合 4)買付の対価が当社の企業価値に鑑み不十分な買付である場合 キ.発動までのプロセスの概要

買付者から買付説明書が提出された場合、社外取締役又は社外監査役のうち5名で構成される独立委員会 は、取締役会に対して、買付者の買付の内容に対する取締役会の意見等を一定の期間内(30日を上限としま す)に提示するよう求めることがあります。その後、最長60日間、情報収集・検討等を行います。独立委員会 は、30日を上限として検討期間を延長することができるものとします。

独立委員会はこれらの情報収集・検討等に基づき、取締役会に対し、新株予約権の無償割当ての実施または 不実施の勧告を行います。取締役会は、独立委員会の勧告を尊重し、これに従い最終的に新株予約権の無償割 当ての実施または不実施の決議を行います。ただし、独立委員会が当該実施に関し株主総会の承認を予め得る べき旨の留保を付した場合、取締役会は、実務上可能な限り速やかに株主総会を招集し、新株予約権の無償割 当ての実施に関する議案を付議するものとします。

*「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)」の詳細については、インターネット上の当社ウ ェブサイト(http://www.teijin.co.jp/ir/governance/defense/)に掲載しています。

 

(10)

④ 前記取り組みが、基本方針に沿い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社役員の地位の維持を 目的とするものではないことについて

当社では、本プランの設計に際し、以下の諸点を考慮し織り込むことにより、本プランが、基本方針に沿い当 社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致するものであり、当社役員の地位の維持を目的とするものではない と考えています。

ア.買収防衛策に関する指針の要件の充足等

本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に公表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は 向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(①企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、

②事前開示・株主意思の原則、③必要性・相当性確保の原則)を充足しています。また、経済産業省の企業価 値研究会が平成20年6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」を踏まえた内 容となっています。

イ.株主意思の反映

本プランは、平成27年6月24日に開催された第149回定時株主総会において承認され発効し、その有効期限 は、平成30年3月期の事業年度に関する定時株主総会の終結の時までの3年とします。また、当社取締役の任 期は1年となっていますので、取締役の選任を通じて株主の皆様の意思を反映させることが可能です。更に、 本プランの有効期間の満了前であっても、株主総会において本プランを廃止する旨の決議が行われた場合に は、本プランはその時点で廃止されることになります。

ウ.独立性の高い社外役員の判断の重視

当社は、本プランの導入に当たり、本プランの発動等の運用に際して、取締役会の恣意的判断を排除し、株 主の皆様のために実質的な判断を客観的に行う機関として、独立委員会を設置しました。独立委員会は、社外 取締役または社外監査役のいずれかに該当する者の中から取締役会が選任した者から構成します。

エ.本プラン発動のための合理的な客観的要件の設定

本プランは、予め定められた合理的かつ詳細な客観的要件が充足されなければ発動されないように設定され ており、しかも、これらの客観的要件は当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適当でないとさ れる場合と一致させています。これにより、取締役会による恣意的な発動を防止します。

オ.コーポレート・ガバナンスの強化と継続

当社では、定員10名以内の取締役のうち4名を独立社外取締役、監査役の過半数の3名を独立社外監査役と すること等により、意思決定、業務執行、監視・監査の3機能の分離と強化を図り、また、5~7名の社外ア ドバイザーと取締役会長(取締役会長が空席の場合は、相談役)、CEOで構成されるアドバイザリー・ボー ドを取締役会の諮問機関として設置して、CEOの交代及び後継者の推薦、帝人グループの役員報酬制度の審 議等を行い、上記の取り組みを含むコーポレート・ガバナンスの指針を「コーポレート・ガバナンスガイド」 として開示しています。

以上の施策は、我が国の上場会社において、コーポレート・ガバナンスの先駆的な取り組みと評価されてい ます。この仕組みは、当社役員の保身的な行動を強く抑制するものであり、本プランの実施にあっても、その 恣意的な行使を抑止する重要な機能を果たすことが期待されます。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、239億円です。 また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更は、次のとおりです。  

① 高機能繊維・複合材料事業

アラミド繊維分野では、新規メタ系アラミド繊維「Teijinconex neo」の生産工場をタイ国アユタヤ県に新設 し、平成27年8月より生産・販売を開始しました。「Teijinconex neo」は世界最高レベルの優れた熱防護性を持 ち、安定した染色性により従来の「コーネックス」では実現できなかった後染め(紡糸・製織後の染色)が可能 で、かつ特殊な紡糸法により製造プロセスにおける化学物質排出やエネルギー消費を削減することができます。生 産工場の新設・本格稼働により、既存の「コーネックス」と合わせ、既存市場である日本や欧米のほか、中東やア ジア等グローバル市場に向けて事業展開を図っていきます。

また、平成27年12月に開催された上海国際バグフィルター除塵技術・設備展では、「コーネックス」の細い繊維 を使用し、集塵効率が高く、省エネ効果も期待できる製鉄業やセメント産業の工場内除塵用バグフィルターのコン セプトを紹介しました。大気汚染の深刻化に伴う粉塵排出規制の強化により、集塵・除塵関連市場の規模が急速に 拡大している中国市場において、本製品のプレゼンス向上を図っていきます。

ポリエステル繊維分野では、ポリエステル製タテ型不織布「V-Lap」を基材とする超軽量天井材「かるてん」を 使用したシステム天井を新たに開発しました。システム天井とは、照明、煙感知器等の設備が組み込まれた天井 で、近年では体育館やホール、大型店舗等の大規模な建築物にも導入されています。帝人は今後システム天井への

(11)

展開を積極的に進めていくとともに、同素材を用いた超軽量天井の展開を推進し、材料開発から設計までの統合的 ソリューションを提案していきます。

炭素繊維・複合材料分野では、自動車向けの高付加価値CFRPビジネスを加速させるため、これまで複合材料 開発センターが担ってきた熱可塑性CFRPのマーケティング機能と、グループ会社である東邦テナックス㈱が担 ってきた熱硬化性CFRPのマーケティング機能を平成27年4月に統合し、炭素繊維・複合材料事業本部直轄の組 織「オートモーティブ事業開発推進グループ」として再編しました。これに伴い複合材料開発センター(愛媛県松 山市)は、個別テーマの技術開発機能に特化して取り組む組織として「複合材料技術開発センター」に改称しまし た。

また、複合材料技術開発センターでは、国際的な試験所認定規格である「ISO/IEC 17025」(試験所及び校正機 関の能力に関する一般要求事項)を取得し、これにより同センターでは、熱可塑性CFRPの製造から評価までを ワンストップで顧客に提供することが可能となりました。

更に、航空機や自動車用途において求められる高強度と高弾性率を両立した新しい炭素繊維「テナックス XMS32」の開発や、産業機器・航空機部材用途等幅広い用途への展開を目指す熱可塑性樹脂を使用した難燃かつ高 強度・高剛性の織物プリプレグの開発を行いました。鉄道車両用途では、川崎重工業㈱が開発した新世代台車

「efWING(イーエフ ウィング)」に搭載するCFRP製バネを同社と共同開発し、同社への供給を開始しまし た。

 

② 電子材料・化成品事業

樹脂分野では、「テオネックス」(PEN樹脂:ポリエチレン・ナフタレート樹脂)が、昨年、世界で初めての 透明樹脂製ボディの粉末タイプ消火器に採用されたのに続き、本年上市された水系タイプにも採用されました。今 後、耐熱性や耐薬品性、耐ガスバリア性等の特長を活かした用途展開に注力していきます。

また、自動車樹脂グレージング用途で要求される耐擦傷性と耐久性を向上させる技術として、ラボレベルでのプ ラズマCVD(化学気相成長)法によるコーティング技術の開発を推進しています。この度、自動車窓に求められ る新たな保安基準への対応に目途をつけ、今後実車サイズに対応可能な開発設備を松山事業所に導入し、スケール アップ技術・三次元形状対応技術の開発による積極的なソリューション提供を行っていきます。

フィルム分野では、平成27年10月に高い汎用性と輝度や拡散性、傷つき防止等の機能の高さを併せ持つ液晶ディ スプレイ用反射フィルムの新商品「テトロンUX K2シリーズ」「テトロンUX QTシリーズ」を開発し、上市しまし た。

 

③ ヘルスケア事業

医薬品分野では、平成27年4月に新規高尿酸血症・痛風治療薬として「TMX-049」の第1相臨床試験に着手しま した。また、「フェブリク錠」のがん化学療法に伴う高尿酸血症への適応拡大プロジェクトとして開発中の「TMX- 67TLS」については、平成27年7月に厚生労働省に対し承認申請を行いました。平成27年9月には、ペプチドリー ム㈱との共同研究開発契約を締結し、これまで創薬の対象から除外されてきた様々な創薬標的に対して特殊環状ペ プチドの医薬品化に取り組み、医療ニーズの高い疾患に対する革新的医薬品の創製を目指しています。また中国で アステラス製薬(中国)有限公司と共同開発中の痛風・高尿酸血症治療剤「TMX-67」(一般名:フェブキソスタッ ト)について、平成27年11月に中国国家食品薬品監督管理局に承認申請を行いました。

在宅医療事業分野においては、発展戦略の一環として平成27年9月より患者情報共有システム「バイタルリン ク」の販売を開始し、地域包括ケアの軸となる施設等を中心に営業活動を推進し、事業展開を図っています。ま た、大阪大学をはじめとする複数の大学との共同研究で開発した反復経頭蓋磁気刺激装置については、平成27年12 月より、難治性神経障害性疼痛患者を対象とした医師主導治験が大阪大学医学部附属病院にて開始されました。

 

④ 製品事業

帝人フロンティア㈱では、平成27年10月に社長直轄組織として技術専任スタッフ構成による「新事業開発室」を 新設しました。各種商品展開が期待される「ウェアラブル電極布技術」、「身に纏う化粧品ラフィナン」関連から 環境・介護・ヘルスケア分野等を中心に、製品事業グループ全般にわたる新領域開拓、新事業モデル構築を目的と して、本格的な技術開発に向けた取り組みをスタートしています。

 

⑤ その他

帝人㈱で行うコーポレート研究(グループ共通の基礎研究及び新事業・新製品創出)では、帝人グループの発展 戦略を実現すべく、素材技術・ヘルスケア技術・IT技術の融合により、新事業の創出を目指して研究開発に取り 組んでいます。

高変換効率太陽電池を製造するための材料となる「NanoGramシリコンペースト」については、太陽電池メーカー へのマーケティング活動、共同開発活動を本格的に推進しています。

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また、帝人の素材技術を活かした『電波を制御するシート』である「セルフォーム」の二次元通信技術をベース とした棚管理システム「レコピック」の販売を推進しています。「セルフォーム」とタグキャストのビーコン技術

「TAGCAST」の組み合わせにより、スマートフォンやタブレットを置くことでネットワークへの接続を認証する世 界初のシート型ビーコンである「PaperBeacon(ペーパービーコン)」を開発し、平成27年6月より販売を開始し ました。

ヘルスケアの分野においては、埋め込み型医療機器、医療材料複合医薬品等、新たな事業分野の創出を目指し、 研究開発活動を推進しています。

また、高機能素材のソリューション開発拠点として、松山事業所(愛媛県松山市)内に「技術開発センター」を 開設し、平成27年8月から本格稼働しました。当センターは、これまで大阪研究センター(大阪府茨木市)が担っ てきた高機能繊維素材開発機能、本年4月に技術開発部門内に新設された「加工・ソリューションセンター」が担 う全社横断的なソリューション開発機能、及びエンジニアリング機能の融合の場として設立するもので、帝人グル ープの研究開発の中核拠点として、高機能素材分野におけるソリューション開発機能の強化を図るとともに、素材 の複合化、モノとサービスの複合化によるソリューション開発の加速を促進します。

当センターでは、発展戦略における成長コンセプトとして掲げている「高機能複合材料による顧客価値の実現」 及び「モニタリング・サービスの横展開」に向けたソリューション開発に注力していくこととしており、既にスマ ートウェアラブルの実用化や、高機能素材とITの融合による高靱性軽量構造材の建築分野への展開等を重点テー マとして活動しています。

   

(13)

第3【提出会社の状況】

1【株式等の状況】 (1) 【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 3,000,000,000

計 3,000,000,000

 

②【発行済株式】

種類

第3四半期会計期間末 現在発行数(株)

(平成27年12月31日)

提出日現在発行数

(株)

(平成28年2月8日)

上場金融商品取引所名 または登録認可金融商品

取引業協会名

内容

普通株式 984,758,665 984,758,665 東京証券取引所 市場第一部

完全議決権株式で、 権利内容に何ら限定 のない当社における 標準となる株式であ り、単元株式数は 1,000株です。

計 984,758,665 984,758,665 - -

(注) 「提出日現在発行数」欄には、平成28年2月1日から、この四半期報告書提出日までの新株予約権の行使に より発行された株式数は含まれていません。

(2) 【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】 該当事項はありません。

(4) 【ライツプランの内容】 該当事項はありません。

(5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式 総数増減数

(株)

発行済株式 総数残高

(株)

資本金増減額

(百万円)

資本金残高

(百万円)

資本準備金 増減額 (百万円)

資本準備金 残高

(百万円) 平成27年10月1日~

平成27年12月31日 984,758,665 - 70,816 - 101,324  

(6) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

(14)

(7) 【議決権の状況】

当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記 載することができないことから、直前の基準日(平成27年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしていま す。

①【発行済株式】

平成27年9月30日現在  

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容

無議決権株式 - - -

議決権制限株式(自己株式等) - - -

議決権制限株式(その他) - - -

完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)

普通株式 1,854,000

権利内容に何ら限定のない 当社における標準となる株 式であり、単元株式数は 1,000株です。

完全議決権株式(その他) 普通株式 977,535,000 977,535 同上

単元未満株式 普通株式 5,369,665 - -

発行済株式総数 984,758,665 - -

総株主の議決権 - 977,535 -

(注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が、3,000株(議決権3個) 含まれています。

②【自己株式等】

平成27年9月30日現在  

所有者の氏名

または名称 所有者の住所

自己名義 所有株式数

(株)

他人名義 所有株式数

(株)

所有株式数 の合計

(株)

発行済株式総数 に対する所有株 式数の割合(%)

(自己保有株式) 帝人株式会社

大阪市中央区南本町

一丁目6番7号 1,854,000 1,854,000 0.19

計 - 1,854,000 - 1,854,000 0.19

(注) 株主名簿上は当社名義となっていますが、実質的に所有していない株式が1,000株(議決権1個)あります。 なお、当該株式数は上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄に含まれています。

2【役員の状況】 該当事項はありません。

(15)

第4【経理の状況】

1 四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府 令第64号)に基づいて作成しています。

 

2 監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(平成27年10月1日から平 成27年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年12月31日まで)に係る四半期連 結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けています。

 

(16)

1【四半期連結財務諸表】 (1)【四半期連結貸借対照表】

    (単位:百万円)

  (平成27年3月31日) 前連結会計年度

当第3四半期連結会計期間 (平成27年12月31日)

資産の部    

流動資産    

現金及び預金 45,719 56,866

受取手形及び売掛金 172,139 ※3 170,528

有価証券 25,000 3,000

商品及び製品 78,357 92,953

仕掛品 8,194 10,345

原材料及び貯蔵品 28,781 32,151

その他 48,920 50,234

貸倒引当金 △1,108 △1,048

流動資産合計 406,004 415,031

固定資産    

有形固定資産    

建物及び構築物(純額) 60,752 58,593

機械装置及び運搬具(純額) 71,111 68,564

その他(純額) 77,020 73,325

有形固定資産合計 208,883 200,483

無形固定資産    

のれん 9,408 8,508

その他 11,218 9,934

無形固定資産合計 20,627 18,443

投資その他の資産    

投資有価証券 119,915 121,260

その他 71,192 69,532

貸倒引当金 △2,927 △2,810

投資その他の資産合計 188,179 187,982

固定資産合計 417,689 406,909

資産合計 823,694 821,941

 

(17)

 

    (単位:百万円)

  (平成27年3月31日) 前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間 (平成27年12月31日)

負債の部    

流動負債    

支払手形及び買掛金 75,495 ※3 81,840

短期借入金 56,427 54,704

1年内返済予定の長期借入金 20,570 41,360

1年内償還予定の社債 21,059 -

未払法人税等 6,680 3,348

その他 61,323 61,402

流動負債合計 241,555 242,656

固定負債    

社債 55,188 55,158

長期借入金 153,517 128,405

事業構造改善引当金 14,683 13,239

退職給付に係る負債 30,407 30,651

資産除去債務 6,860 5,604

その他 17,846 16,096

固定負債合計 278,503 249,155

負債合計 520,059 491,812

純資産の部    

株主資本    

資本金 70,816 70,816

資本剰余金 101,447 101,460

利益剰余金 101,201 131,209

自己株式 △426 △429

株主資本合計 273,039 303,056

その他の包括利益累計額    

その他有価証券評価差額金 24,226 24,320

繰延ヘッジ損益 △2,569 △1,568

為替換算調整勘定 △8,102 △10,347

退職給付に係る調整累計額 479 135

その他の包括利益累計額合計 14,034 12,540

新株予約権 844 830

非支配株主持分 15,716 13,701

純資産合計 303,635 330,128

負債純資産合計 823,694 821,941

 

(18)

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

    (単位:百万円)

  前第3四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)

当第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日)

売上高 578,450 591,293

売上原価 424,170 399,294

売上総利益 154,279 191,999

販売費及び一般管理費 129,711 136,511

営業利益 24,568 55,488

営業外収益    

受取利息 455 480

受取配当金 1,279 1,546

持分法による投資利益 2,511 2,553

為替差益 812 -

デリバティブ評価益 2,758 27

雑収入 676 1,150

営業外収益合計 8,494 5,758

営業外費用    

支払利息 2,243 1,878

為替差損 - 426

雑損失 1,857 2,134

営業外費用合計 4,101 4,438

経常利益 28,961 56,808

特別利益    

固定資産売却益 70 134

投資有価証券売却益 67 70

減損損失戻入益 77 ※1 1,782

その他 25 137

特別利益合計 241 2,125

特別損失    

固定資産除売却損 511 1,526

減損損失 ※2 31,563 ※2 5,619

事業構造改善費用 ※3 13,915 ※3 4,193

その他 363 1,388

特別損失合計 46,353 12,728

税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期

純損失(△) △17,150 46,204

法人税等 △391 13,244

四半期純利益又は四半期純損失(△) △16,759 32,959

非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △2,334 △1,962

親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主

に帰属する四半期純損失(△) △14,424 34,922

 

(19)

【四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

    (単位:百万円)

  前第3四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)

当第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日)

四半期純利益又は四半期純損失(△) △16,759 32,959

その他の包括利益    

その他有価証券評価差額金 5,008 96

繰延ヘッジ損益 △929 1,001

為替換算調整勘定 8,074 △2,074

退職給付に係る調整額 △542 △430

持分法適用会社に対する持分相当額 1,245 △221

その他の包括利益合計 12,856 △1,628

四半期包括利益 △3,902 31,330

(内訳)    

親会社株主に係る四半期包括利益 △1,661 33,428

非支配株主に係る四半期包括利益 △2,241 △2,097

 

(20)

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) 該当事項はありません。

(会計方針の変更)

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」 という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等 会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社 の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用とし て計上する方法に変更しています。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合については、 暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半期連 結財務諸表に反映させる方法に変更しています。加えて、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分から非 支配株主持分への表示の変更を行っています。当該表示の変更を反映させるため、前第3四半期連結累計期間及 び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っています。

企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及び事業 分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首時点から将 来にわたって適用しています。

これによる損益に与える影響はありません。  

(会計上の見積りの変更)

前連結会計年度に当社の連結子会社であるTEIJIN POLYCARBONATE SINGAPORE PTE Ltd.の事業撤収を決定し、 第2四半期連結会計期間において、第三者との工事契約に基づき工事金額の見積額の変更等を行いました。この 変更の結果、前連結会計年度末の見積りに比べて、資産除去債務の残高は1,151百万円減少しました。それに伴 い、当該見積りの変更により、当第3四半期連結累計期間の税金等調整前四半期純利益は1,161百万円の増加と なりました。

 

(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

一部の連結子会社は、税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純 利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じ て計算しています。

 

(21)

(四半期連結貸借対照表関係) 1 保証債務

連結会社以外の会社の銀行借入等に対して行っている保証(保証予約を含む)は次のとおりです。 前連結会計年度

(平成27年3月31日)  

当第3四半期連結会計期間

(平成27年12月31日)

①関係会社  ①関係会社

Teijin Lielsort Korea 3,492百万円  Teijin Lielsort Korea 3,794百万円   (32,130,000千KRW)    (36,730,000千KRW)

        

その他9社 5,403百万円  その他8社 5,260百万円

(外貨建保証債務 126,250千RMBほかを含む)  (外貨建保証債務 118,670千RMBほかを含む)

計 8,895百万円  計 9,054百万円

②関係会社以外  ②関係会社以外

医療法人社団新洋和会 490百万円  医療法人社団新洋和会 485百万円

その他10社 1,902 〃  その他10社 1,894 〃

従業員に対する保証 146 〃  従業員に対する保証 114 〃

計 2,538百万円  計 2,494百万円

合計(①+②) 11,434 〃  合計(①+②) 11,549 〃 なお、再保証のある保証債務については、当社の負担額を記載しています。

 

2 受取手形割引高及び受取手形裏書譲渡高

  前連結会計年度

(平成27年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(平成27年12月31日)

受取手形割引高 26百万円 45百万円

 

※3 四半期連結会計期間末日(銀行休業日)の満期手形の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして 処理しています。当四半期連結会計期間末日満期手形は、次のとおりです。

   

前連結会計年度

(平成27年3月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(平成27年12月31日)

受取手形 ― 1,803百万円

支払手形 ― 519〃

 

4 債権流動化に伴う買戻義務限度額

  前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間

  (平成27年3月31日) (平成27年12月31日) 債権流動化に伴う買戻義務限度

1,885百万円 1,168百万円

 

(22)

(四半期連結損益計算書関係)

※1 前連結会計年度に当社の連結子会社であるTEIJIN POLYCARBONATE SINGAPORE PTE Ltd.の事業撤収を決定し、第 2四半期連結会計期間において、第三者との工事契約に基づき資産除去債務の見積額の変更等を行ったため、減 損損失戻入益が1,782百万円発生しています。

 

※2 減損損失

前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)

当第3四半期連結累計期間において、以下の資産について減損損失31,563百万円を計上しました。

場所 用途 種類 減損損失

(百万円)

シンガポール 電子材料・化成品設備 機械装置等 13,939

岐阜県安八郡等 電子材料・化成品設備 機械装置、のれん等 5,971

米国カリフォルニア州等 ヘルスケア事業 のれん等 4,366

愛媛県松山市 原料・重合、動力設備 機械装置等 4,069

その他 ― ― 3,215

 

当第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日)

当第3四半期連結累計期間において、以下の資産について減損損失5,619百万円を計上しました。

場所 用途 種類 (百万円)減損損失

栃木県宇都宮市等 電子材料・化成品設備 機械装置等 4,801

その他 ― ― 818

 

※3 不採算事業の撤収等の事業再編に伴う費用または損失を計上しています。

 

(23)

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、第3四 半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産及び長期前払費用に係る償却費を含む。)及 びのれんの償却額は、次のとおりです。

  前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間

  (自 平成26年4月1日 (自 平成27年4月1日

  至 平成26年12月31日) 至 平成27年12月31日)

減価償却費 30,836百万円 27,425百万円

のれんの償却額 1,769 〃 1,456 〃

 

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額 1株当たり

配当額 基準日 効力発生日 配当の原資

平成26年5月9日

取締役会 普通株式 1,965百万円 2円00銭 平成26年3月31日 平成26年5月27日 利益剰余金 平成26年11月5日

取締役会 普通株式 1,965百万円 2円00銭 平成26年9月30日 平成26年12月1日 利益剰余金  

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) 配当金支払額

(決議) 株式の種類 配当金の総額 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資 平成27年5月8日

取締役会 普通株式 1,965百万円 2円00銭 平成27年3月31日 平成27年6月2日 利益剰余金 平成27年11月2日

取締役会 普通株式 2,948百万円 3円00銭 平成27年9月30日 平成27年12月1日 利益剰余金  

(24)

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

      (単位:百万円)

  報告セグメント

その他

(注) 合計   高機能繊維・

複合材料

電子材料・

化成品 ヘルスケア 製品

売上高      

(1)外部顧客への

売上高 98,785 138,932 105,867 190,528 534,114 44,335 578,450 (2)セグメント間の

内部売上高又 は振替高

20,631 3,419 - 3,691 27,742 15,245 42,987

計 119,417 142,352 105,867 194,219 561,856 59,581 621,437 セグメント利益又は

損失(△) 7,847 △239 21,279 3,197 32,083 1,389 33,472

(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原料・重合及びITサービス分野等を 含んでいます。

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主 な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)

利益 金額

報告セグメント計

「その他」の区分の利益 セグメント間の取引消去 全社費用 (注)

32,083 1,389

△199

△8,704

四半期連結損益計算書の営業利益 24,568

(注)全社費用は配賦不能営業費用であり、その主なものは、基礎研究・本社管理部門に係る費用です。

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

当第3四半期連結累計期間に、「高機能繊維・複合材料事業」セグメントにおいて1,199百万円、「電 子材料・化成品事業」セグメントにおいて19,953百万円、「ヘルスケア事業」セグメントにおいて4,366 百万円、「その他」セグメントにおいて5,997百万円の減損損失を計上しました。

 

(のれんの金額の重要な変動)

当第3四半期連結累計期間に、「電子材料・化成品事業」セグメント及び「ヘルスケア事業」セグメン トにおいて、のれんの減損を行ったことにより、のれんの金額に重要な変動が生じています。

当該事象によるのれんの減少額は、「電子材料・化成品事業」セグメントにおいて1,543百万円、「ヘ ルスケア事業」セグメントにおいて3,418百万円です。

なお、上記(固定資産に係る重要な減損損失)の中に当のれんの減損も含めて記載しています。  

(重要な負ののれん発生益) 該当事項はありません。  

参照

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